未来を浪費
⑤Day9 2021/11/25(木)
夜の報道番組を観ていたらハッとさせられた言葉に出会った。「今の政治が未来を浪費している」ドイツの若い新人議員さんが言った言葉。
そもそもこの番組のテーマは「新人議員に問う日本の政治とカネ」スタジオには先日の選挙で初当選した三議員。それぞれ注目されるに値する大物新人の方々。しかし新人さん達は皆40代後半。
100万円文書交通費問題や、お金のかかる選挙故「地バン、看バン、カバン」を既に持つ世襲議員が圧倒的に有利な現状等々活発な意見が出て興味深く聞いていた。
でも1番残ったのは「今の政治が未来を浪費している」というドイツ議会最年少23歳の議員さんの発言。ドイツ九月の総選挙で史上最も若い国会が誕生したとのこと。
この議員さん、こうも言う。「政治とは共に生きることを構築することです」ここまで明確にシンプルに言える実力。これは余計な経験がないが故に出てくる言葉。
今回のコロナ禍を経験して日本でも我々もそう感じている。感染拡大を食い止めるべく知事さんや行政の方々は本当に努力されていた。でも残念ながらこの方々が動きやすいように国政は主導してくれてたのだろうか。
日本の政治家も是非このシンプルな言葉の意味を再認識してもらいたいと思ったのでした。