沖縄県立博物館

はやくも1月も中旬突入とはびっくり。

今日は大阪の感染者数1700人の見通しとの速報。第六波ともなると、あまりこういう数字に驚かなくなっている自分が少々怖い。週末のインドからのzoomヨガでは、クラスにもオミクロン感染中の生徒もいて、先生が何度も「オミクロンに対して自信過剰になってはいけない、くれぐれも皆んなで協力して大人しくしておくように」と念押ししていた。自身も感染し、身近な人たちを亡くした教訓からの言葉は重たい。最近は自分は大丈夫との過信が確かにある。気をつけよう。

旅行中はブログ記入をあえて中断していたが、旅行があけてもなんだか遠のいてしまった。でも記録することは思考の歪みに気付くきっかけになるので、今年も続けていこう。

だいぶ忘れてしまったけど、旅の記録。

12/28(火)

ホテルから歩いて沖縄県立博物館へ。那覇市内は歩くのが好きな人なら、殆どどこでも歩いて行くことが出来る。

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建物が壮大で驚く


首里城入場券の半券を提示すると少し割引に。お気に入りの「ON THE TRIP」にガイドされながら展示を見る。これは本当に便利だ。

●日本唯一の飛べない野鳥「ヤンバルクイナ剥製」から始まる。やんばるの森に天敵となる肉食動物がいなかったので、逃げる必要がなく翼が退化したそう。

●次は2万年前沖縄にすんでいた港川人の復元模型。成人男性で推定身長は153センチ。

●先日の首里城で学んだ「万国津梁」の文字が刻まれた鐘。沖縄戦の激戦地首里城にありながらも戦火をくぐり抜けた貴重な文化財

●アジアの中で一番多く中国に通ったと言われる進貢船には、縁起を担ぐ数々の工夫が施されている。琉球からは馬や硫黄を運んだそう。

軽便鉄道の模型 1914年〜1945年までの30年間沖縄を走ってた軽便鉄道。人の移動や物流ルートとして使われたが、戦争で壊滅して復旧はなかったという。

●人が亡くなったときに棺を載せる赤い御輿のような龕(がん)

琉球王国の国王自ら書いた「致和」の文字がある扁額。これを単なる木の板と勘違いした米軍兵士がトイレに使おうとしたとの説明。

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トイレにされそうになった扁額

収容所暮らしから戻ってまだ生活がままならない中こうした文化財を守り続けた沖縄の人々の努力に驚くばかり。

盛りだくさんで、一度に全てを見ることは出来なかったが、ガイドに助けられて理解が進んだ。