お正月が終わると、スーパーの入口はすでにバレンタインのチョコ売り場に。大雪だろうがオミクロンだろうがカレンダーに沿って着々と進めていかなければ商売は成り立たないのだろう。色々言い訳にして、先に進ままない人は見習うべきかもしれない。前向きというのは、とにかく物事を片付けていく事だもね。

それにしても、今年の雪の量はどうしたものか。夜中は除雪車で雪掻きをしてくれている札幌の街中でさえ、歩道と車道の間の壁がどんどん高くなってて老人や子供が歩くのさえ危険。もうこれ以上降ると雪の置き場はないのが実態。

数日前に目にしたヤフーニュース。10年程前に東北からセブ島に移住した御夫婦の話が出ていた。秋田県に住んでいた60代の御夫婦は、冬の毎日の雪掻きに限界を感じ、左手首を骨折したのを機に移住を決め年金で新生活を楽しんでしんいるという。実際に移住した他の人たちも長年悩まされた、痔、高血圧、関節痛から解放されてとても健康的になったとも。体は正直。

過疎の進む北国で、老人だけで雪掻きをして冬の生活を維持するのは実際とても危険。それでも国を超えての移住はかなりの決意がいるだろう。せめて同じ北国でもマンション生活への移行などを身体が動くうちに実行するのは大切だと、この冬は強く感じる。